三十代で転職を考えると、「若手より不利なのでは」「管理職経験がなければ評価されないのでは」と迷うことがあります。しかし、年齢だけを見て応募先を絞ると、本来検討できる求人まで外してしまいかねません。
有効求人倍率は1.18倍(令和8年6月・前月比+0.01ポイント)(厚生労働省「一般職業紹介状況(令和8年6月分)」、2026-07-31 公表)です。また、転職入職者のうち前職より賃金が増加した割合は39.4%(令和7年上半期・「減少」31.5%、「変わらない」25.5%)(厚生労働省「令和7年上半期雇用動向調査結果の概要」、2025-12-23 公表)となっています。ただし、これは転職すれば年収が上がることを保証する数字ではありません。転職後の役割や給与は、経験、求人要件、選考評価、企業の報酬制度などによって個別に決まります。
三十代の転職活動では、年齢について抽象的に悩むより、求人票から「入社後に任される役割」を読み取り、自分の経験をその役割に接続して説明することが現実的です。