やむを得ず解雇(本採用拒否)を行う場合は、以下のプロセスを必ず踏みましょう。
STEP 1:問題の特定と記録
やるべきこと:
・具体的な事実に基づいて問題を特定する(日付/内容/影響を記録)
・主観的な印象ではなく、客観的に証明できる事実を集める
・「業務のアウトプットが基準に達していない」「納期を3回連続で遅延した」等
STEP 2:改善指導と機会の付与
やるべきこと:
・問題点を本人が理解できる言語で具体的に伝える
・改善目標と期限を設定する(「1か月以内に○○ができるようになること」)
・必要な研修/サポートを提供する
・指導の記録を書面で残す(メール or 面談記録)
STEP 3:改善状況の評価
やるべきこと:
・設定した期限後に改善状況を評価
・改善が見られた場合は本採用に移行
・改善が不十分な場合は「このままでは本採用できない可能性がある」と再度明確に通知
・最後の改善機会を与える
STEP 4:解雇の決定と通知
やるべきこと:
・改善が見られなかった場合、解雇(本採用拒否)を決定
・30日前に書面で予告(入社14日超の場合)
・解雇理由を具体的に書面で通知
・解雇予告手当が必要な場合は支払い手続き
・退職に伴う手続き(社会保険/雇用保険の喪失届、外国人雇用状況の届出)
STEP 5:退職後のフォロー
やるべきこと:
・源泉徴収票の発行
・脱退一時金制度の案内(帰国する場合)
・離職票の発行(失業給付を受ける場合)
・在留資格の状況について、必要に応じて行政書士への相談を案内