
外国人採用の費用は、大きく「採用活動のコスト」「ビザ関連のコスト」「生活立ち上げのコスト」の3カテゴリに分かれます。それぞれの内訳と相場を見ていきましょう。
1. 採用活動のコスト
人材紹介手数料:年収の20〜35%(成功報酬型)
外国人専門の人材紹介会社を利用する場合、理論年収の20〜35%が手数料の相場です。年収500万円の人材を採用する場合、100〜175万円程度になります。成功報酬型が一般的なため、採用が決まるまで費用は発生しません。
求人媒体掲載費:月額3〜30万円
外国人向けの求人サイト(GaijinPot、Daijob、JapanDevなど)への掲載費用です。掲載プランにより幅がありますが、3〜6か月の掲載で10〜180万円程度です。
ダイレクトリクルーティング費用:月額0〜10万円
LinkedIn等のプロフェッショナルSNSを利用する場合の費用です。無料プランでも基本的なスカウトは可能ですが、有料プラン(LinkedIn Recruiter等)は月額10万円前後かかります。
2. ビザ関連のコスト
行政書士への依頼費用:10〜20万円
在留資格の申請を行政書士に依頼する場合の費用です。企業が自社で申請する場合は印紙代4,000円のみですが、書類作成にかかる人事担当者の工数を考慮すると、専門家に依頼する方が効率的です。
在留資格認定証明書(COE)の交付手数料:無料
COE自体の申請には手数料はかかりません。ただし、在留資格変更や在留期間更新の許可が下りた際に、収入印紙4,000円が必要です。
3. 生活立ち上げのコスト(海外から招聘する場合)
渡航費:5〜15万円
候補者の母国から日本への航空券代です。企業が負担するケースが多いですが、候補者負担とする場合もあり、雇用契約で取り決めます。
住居の初期費用:30〜50万円
敷金・礼金・仲介手数料・保証会社費用・家具付き物件の場合はその費用などが発生します。社宅を用意できる場合はコストを抑えられます。
生活必需品・携帯電話等:5〜10万円
家電・家具、携帯電話の契約、銀行口座の開設サポートなどにかかる費用です。
日本語研修・ビジネスマナー研修:5〜20万円
必要に応じて、日本語研修やビジネスマナー研修を実施する場合の費用です。オンライン研修なら比較的安価に実施できます。